杏の雨粒 〜感想・コメント・アドバイス・乱入 歓�}!!〜(6)

1: 優月◆Q6:2023/09/01(金) 08:34

これからいろいろと共感できるような、でも不思議な
物語を書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします!
荒らし×なりすまし×この二つだけは必ず守ってください!
わたしが一つ目の小説を書くまで、ちょっとレス禁します!

2: 優月◆Q6:2023/09/01(金) 09:43

[杏璃の晴れない霧]

「はぁぁ……。」
私はため息をつく。
凍えるような寒さのなか、一人で石を蹴飛ばしながら歩く。
わたしの名前は、橘杏璃。一昨日、静岡から青森に引っ越して来たばかり。
}にお母さんとお父さんが離婚して、遠い遠い青森まで引っ越して来た。
わたし自分で言うけど、静岡では人気者だった。みんなの前では常に笑顔で、
みんなの話をよく聞いて、みんなはわたしがどんなことを言ったら喜んでくれるか考えて。
みんなのけんかはいつもわたしの取り合い。みんなわたしのことを
「アンちゃんアンちゃん!」
と、呼んでくれた。もちろん、青森に来ることになっても、不安は一切感じなかった。
今までの友達と別れるのは辛かったけど、それよりも新しい生活への期待で胸がいっぱいだった。




続きはまた今度書きます!レス禁解除!

6: 優月◆Q6:2023/09/02(土) 19:05

新しい学校はどんなところだろう……。あれこれ想像すると止まらなくなり、ワクワクした。

「静岡から引っ越してきた橘杏璃です!特技は大食いです!よろしくお願いします!」
そう言って頭を下げると、拍手が……いや、笑い声が聞こえてきた。
「ねぇ今の聞いた?特技大食いだって!」
「え〜何それヤバ」
「誰それ大食いタレント〜?」
「なわけないじゃんただの平�}なひ・と!」
う……わたしは一瞬ひるみそうになったけど、すぐに気を取り直してこう言った。
「人のことを笑うのはよくないと思います!」
はっきりとした声でそう言うと、今度はクラス全体がざわついた。
なんで?なんかわたし間違ったこといってる?わたしの頭のなかにははてながいっぱいだった。
担任の佐藤先生が気まずそうに言った。
「と、取りあえず席につこうか。」
隣の席は、谷口美和という人で、その人が焦ったように
「あ、よろしくね。」
と棒読みで言った。美和の後ろでは、朝倉麻希…麻希が隣の人としゃべりながらも、
美和の背中をにらんでいる気がする。
「ねぇ美和、麻希となんかあったの?」
ストレートなわたしの質問に、二人はひいたらしい。
「……」
ひたすら沈黙が続く。そして、二人は教室の後ろへと去っていった。
わたしが
「ねぇ待って〜友達でしょ?」
と言って追いかけると、まるでゴキブリを見下ろすかのような冷たい顔をして麻希が
ヒステリックな声をあげた。
「何言ってるの?友達って……なにそれ!?勝手に決めないでくれる!」
杏璃の頭にはまたしてもはてなが浮かんだ。まぁいいや。いずれ友達になればいいのだから。
わたしはまた二人を追いかけた。二人は教室の後ろの方にいる、晴野千秋…千秋と
三角形をつくって何やら話をしている。
「わたしもいっーれて!」
また麻希に排除されると思ったけど、今度はされなかった。代わりに千秋が優しく包む混むような声で
「いいよ。今ちょうど杏璃ちゃんの話をしていたところなの。」
と言った。わたしは心のなかで小さくガッツポーズをした。この子とは絶対親友になれる!
「なになに〜?わたしの話って。」
それから嫌がらせをされることも排除されることもなく平和な休み時間が続いた。
やがてお昼休みになった。誰と弁当を食べよっかな……と辺りを見渡していると、千秋が
「あーんり!一緒に弁当食べよ?」
と誘ってくれた。やっぱりわたしの直感は間違っていなかった。
わたしはほっと胸を撫で下ろした。
でも、お昼休みは平和には終わらなかったのだ。
お弁当を見せびらかそうと、わたしがみんなの前でじゃじゃーん!っと弁当箱を開けると、
千秋までもがあきれた顔でわたしのお弁当箱を見下していた。
一瞬わたしにはわたしの弁当の何がそんなにあきれるのか、わからなかった。
でも、わからなくてもよかった。すぐに麻希がこう言ったから。
「うわ何これまっ茶色じゃん〜」
わたしはハッとした。みんなの弁当は、
キャラ弁だったり、デパ地下のお総菜が入った豪華な弁当だったりと、
すごく色鮮やかだった。わたしはすぐにごまかそうと
「お母さんがつくってるからさ……」
と言う前に、麻希からはっきりとこう言われた。
「ねぇ、杏璃。ずっと思ってたんだけどさ、杏璃とうちらやっぱりあれだわ。
なんていうの。合わないっていうか……。とりあえず、やっぱりうちらはうちらだけだわ。」
そう言うと何も言わない千秋と美和の手を取り、去っていった。
わたしはずっとそこに立ち尽くしていた。
「ねぇ、杏璃。ずっと思ってたんだけどさ、杏璃とうちらやっぱりあれだわ。
なんていうの。合わないっていうか……。とりあえず、やっぱりうちらはうちらだけだわ。」
頭のなかで麻希の声が再生される。絶望のどん底に落とされたようだった。
目の前が墨のように真っ暗になった。そして目に込み上げてくる涙を必死に我慢して
教室に行くことを決意した。まだお昼休みだから、人はいた。でももうわたしには
目線なんて関係なかった。だって、目がぼやけすぎで見えないから。

【助けて】�}ンホールの裏蓋で悪魔を召喚してしまった【死ぬかも】(30)

1: 匿名:2021/09/07(火) 16:41


人は誰しも夢を叶える力――"悪魔"を心の中に飼っている。
大抵の人間はそれを�}えながら生き、死んでいく。

しかし時として悪魔と契約する者がいる。
大抵は歴史に名を残し、数奇な運命を辿って死んでいく。

4: 匿名:2021/09/07(火) 20:15

「まぁ、つまり結局――"カッコいい"からだ!」
「ですよね〜〜!」

結局そこに行き着いてくれて安心したよ私は。
やっぱ期待を裏切らねぇや。

「それに、この辺には悪魔を呼び覚ます魔法陣の刻まれた石板が眠っているらしいからな。ここに入学したのはその調査も兼ねている」
「はぁ? なにそれ……」

彼の厨二具合は右手の包帯が物語っているが、まさかここまで患っているとは……。
田中はステンドグラスの先をどこか遠い目で見つめながら、ぽつりと語る。

「その魔法陣は人の渇望や恨み、妬みなど強い想いに反応して悪魔を召喚すると言われている」
「バトル漫画のありきたりな設定じゃん。もっと�}シなの考えろよ」
「ボクが考えたんじゃない! この学園の旧校舎にある資料室の文献に記されていたものだ!」
「へー文献」

おおかた田中みたいな"患ってるやつ"がそれらしいノートに禁断の書みたいに作って意味ありげに資料室に置いたんだろ、と言おうとしたが、喉奥で潰した。
患者には優しくしないとな……という哀れみがそうさせたのだ。
夢を壊しては気の毒だと思い、私は相槌だけ打ってバケツを片付けた。

「その顔は信じてないなッ! 悪魔の石板は本当に――!」
「ぎゃーやめろ! 汚水が飛ぶ!」

私の適当な態度が気に障ったのか、田中がモップを振り回した時だ。

「こらぁぁぁ! 田中君なにしてるの! 真面目にやりなさい! 罰として2人とも30分延長よ!」
「ああああああ゛っ!」
「はぁぁぁぁぁ!?」

聞き捨てならない発言に思わず持っていたバケツが落ち、激しい金属音がごわんごわん響いた。
タイミング悪く先生にモップを振り回している田中が見つかってしまい、連帯責任による追加罰で下校時間が遠ざかっていくのだった……。

6: 匿名:2021/09/07(火) 23:13


振り向いた星子の姿に、少しばかりの違和感を覚える。
私が最後に見た時より、だいぶやつれたというか……疲れたような顔をしていた。
部活帰りのそういう身体的な疲れではなく、なにかに苛まれているような、そんな。
初冬だというのに、額には汗が滲んでいる。

「星子久しぶり。なんか疲れてね?」
「もうすぐテスト期間だからね、ちょっと焦ってて……」
「あーそういや私のとこも来週からだな」

星子は私と正反対で成績優秀、しかも陸上部でも好成績を残す優等生だ。
テスト期間前から緊張感を持って挑むあたり、さすがだなと感心する。

「冥ちゃん……学校、楽しい?」

私は星子の方を見たけど、星子は地面に細く伸びた私の影を見ている。

「まーぼちぼち? それなりに友達もいるし。田中も相変わらず厨二全開だし」
「あはは、田中君は相変わらずなんだね」

"あの一件"で、星子の私に対する態度は少しぎこちないものになっていた。
部活という共通の話があの一件でタブーになってしまって話題に困っているというのもあるのかもしれない。

「あ、�}ック寄ってくー? 前も星子とここで……」
「冥ちゃん」

星子はようやく視線を上げると、私と目を合わせた。
どこか狂気を孕んだような瞳孔に、私はごくりと唾を飲み込む。

「今日……部活、やめてきたんだ」
「え……ぅえええええええええ!? な、なん……」

衝撃で言葉が続かない。
私と同じ――いや、私より陸上部への思いが強い星子が部活を辞めるなんて、豚が空を飛ぶよりありえない。

「中学の頃とは比べ物にならないくらいライバルも多いし、強豪ばっかりだし。それに受験もあるしね」

星子は私が質問するより先に、淡々と理由を述べる。

「そんな……私、じゃあなんの為に……」

――なんの為に、退学したんだよ。

そう言いかけたけど、すんでのところで唇を結んだ。
星子にも星子の理由があり、辞めるのも星子の自由だからだ。
私にはそれを責める権利が無い。

「……ごめん冥。私寄るとこあるから」
「星子!」

星子は自慢の瞬足で、逃げるようにして路地裏へと走っていってしまった。

零番線特�}(4)

1: 麗奈:2021/04/06(火) 20:13

【お降りのお客様はご愁傷様です】
不気味なアナウンスが流れるその電車は、乗ってはならない電車だった。
停車駅はどれも現実離れした不気味で危険な駅ばかり。彼女らの運命は……。

4: 麗奈:2021/04/06(火) 20:35

いつも一緒にいた少年の事を好きになったのがいつかなんて覚えてないけれど、慶太も少なからず私に好意を抱いてくれていると思っていたのに。
ホームに降り立つと、いつもの癖で向かい側のホームを見てしまう。
そこには、制服姿の慶太が居て、恥ずかしそうに手を振っていた。
私は頷くだけだが、莉菜は律儀に振り返す。
ちょうどその時、慶太の姿をかき消すように電車がホームに入って来た。

私は2人の間に特別な空気が生まれるのを見たく無くて、黙って電車に乗り込んだ。
発車ベルに変わって、地元の作曲家が作ったらしい童謡が流れてくる。
それを合�}に私達は向かいのホームにいる慶太に軽く手を振って「また明日」と別れるのだ。
今日もまた、私たちは窓際に立って慶太を見ていた、これがいつものパターン。
だが今日はちょっと違っていた。慶太は片手を上げたまま、ぽかりと口を開けている。
何かあったのだろうか。慶太は、私たちでは無く宙を見つめたまま微動だにしない。
電車が動き出し、遠ざかる彼の姿は可愛らしい様な、間抜けな様な感じで。
明日何があったのか聞いてみようと思った。

他人の遺品でジオラ�}を創る(9)

1: ctrl+z:2020/12/24(木) 02:09

何にも決めていませんが暇つぶしにでも 途中でgdgdになったらごめんなさい

2: ctrl+z:2020/12/24(木) 02:15

.12.24

世の中ではクリス�}ス・イヴというイベントが開催されているようですが、
私にはに楽しかった記憶は余り有りません(元来の生真面目な気質から理由に関して様々な考察を重ねてはいるのですが、どうやら一切合切理解の及ばない儀式である為というのが一番の含有量を誇っているようでした)。
私にはクリスチャンとして生を全うする、なんて宣言をした覚えは有りません。然し、周りはそれが至極当然のようにハロウィーンやらクリス�}スやらのキリスト文化を最大限に楽しんでしまって居るのでした。

私にはそれが、不可解でならぬのです。義務を果たさず権利だけちゃっかり頂戴する、拝借ですよという顔をしてすっかり自分のものにして平気でいる、それでいて礼儀正しく思慮深い民族であることを信じて止まない日本人が嫌いでした。「素晴らしい国ニッポン」と銘打ったテレビ番組が言うところの「長寿」であるという事実も、同じように受け入れがたかったのでした。

4: ctrl+z:2020/12/25(金) 20:17

.12.25

どうやら今日はクリス�}ス当日、のようでした。
クリスト主義の信奉者ではない、日本の雑居盗人文化には決して染まらぬと高らかに宣言した私ですが、とうとう世間のお祭りムードに飲まれて小さなロールケーキなど購入し一人で食べました。
久々に生クリームの丁寧な甘みを堪能できた満足感が残り、たまには多数への屈服に堕ちるのも悪くないなと思えました。

考えてみると私にはやけに頑固というか頭の硬い一面があるようで、日本文化の柔軟性と適度に親和した生活を送る努力というものを一度もしたことがありませんでした。
そんな醜態を疑いもせず演じ続けて集団に溶け込めるわけもなく、友人と呼べる友人、所謂健全なコミュニケーション、健康な社会、そういうものに触れるという経験をすることが出来ていません。
これからは少しずつ、クリス�}スやバレンタインやらジャニーズやら、ミーハー心なるものを学んでみようと思います。

紺色の部屋【テー�}不透明】(1)

1: 匿名:2020/06/09(火) 23:49


寂しく、重苦しく、無音の紺色の室内。薄い灯はチカチカと、すぐそこに迫った
別れを告げている。そんな部屋の壁に寄りかかっているのは二人の青年だった。
一人は黒くバサバサした髪をしており、もう一人は白く軽い巻き毛だった。
どちらも健康的かそれ以下の体つきだった。そしてそれに似合わない黒く重々しい銃を双方が持っている。二人は話さなかった。ただ乱れた息を直しながら床、銃、入口付近などを順に見つめる。スッ、と息が整い、やっと二人は顔を合わせる。
互いに口元、鼻の下、額から顎にかけてなど、至る所に赤黒い血がついている。
2人は数秒それを見つめると、フッと目を逸らしその醜さを笑った。

「最後のさいごまで汚ねぇ顔しやがって」
「…そっちこそ。」

次に顔を見合わせた時はその顔に苦笑が残っていた。腹の底から笑えなかった
事に苛立ちと虚しさが残っている様だ。その顔を見たくないという様に目を閉じ
遂には片手に構えていた銃を相手に向けた。二回、安全装置が外れる音がした。

「「じゃあな」」

数十秒後には建物内の人間に銃が二発撃たれたことが知れ渡り始めた。

小説評価したい�}ン(32)

1: 凹凸◆nM:2019/08/27(火) 22:39

暇なんで
甘口、中辛、辛口から選んでくれれば評価します

11: 凹凸◆nM:2019/08/28(水) 20:31

(少し辛口寄りかも。スミ�}セン…)

「ツンデレ姫と天然王子」読ませて貰いました。
まず評価出来る点としては「ほのぼのした空気」にあると思います
この手の作品は悪役が1人か2人居て大体鬱展開になるのがありますが、これにはソレが全く無い
(鬱展開は別に良いのですが、長く続く鬱展開は客を減らすので要注意です)
とにかくほんわか読める作品だなと
次にアドバイスとして
一人称と三人称の混同が起こっていますね
}に三人称から一人称へ切り替わったりするのは余り好ましく無いです
(**は「あほくさ」と心の中で呆れたが、○○は構わず話を続けた。)
もし地の文で人物の思いを表す場合には上の例文の様に「」で区切った方が良いと思います
後はっきり言って、キャラがテンプレ。
絵に描いた様なお嬢様とかではなく、一つ欠点等も付けてみると良いと思います
正直疲れましたので、これにて評価を終わらせていただきます。

サ�}ーワールド 短編小説(18)

1: 若桜&◆5A:2019/07/21(日) 12:10

 その名の通り、短編小説です

  注意点

 ・下手かもです

 ・恋愛・友情系が多いと思います

 ・利用規約等のルールは守ってください

片恋サ�}ーライフ(6)

1: みずたま◆iM:2019/07/13(土) 13:54

夏の片恋のお話です。
もう夏、ですからね

☆感想、アドバイス大歓�}
☆荒らし等は止めて下さい。
☆低浮上かもしれません。


>>02
登場人物紹介

平�}・・・(46)

1: 月海◆UU:2019/04/11(木) 16:54

登場人物 田中 アオ 小5友達が少なくいつも1人。いつも絵を描いている。

28: 月海◆UU:2019/04/11(木) 20:49

}ですが続編明日から書きます!!亀更新ですがよろしくお願いします。

39: 月海◆UU:2019/04/12(金) 00:49

あんなに平�}だったのに今はもうどうすればいいの・・・

普通が一番!平�}が一番!……だよね!?(4)

1: 咲◆n6:2018/12/29(土) 22:59

──この現世では、ヒト∴ネ外の生物も頑張ってるんです!


初めまして!今回初めて此方の板で小説を書かせて頂きます
ゴタゴタで下手くそな文章ですが宜しくお願いします
まずは軽く此処に書き込む際のルール説明でも……
☆荒らし、なりすまし、暴言NG
☆基本的に書き込み歓�}!たまにhoge進行になるかも……
☆アドバイス、感想、乱入は年中無休で募集中ですが、申し訳ないのですが他の方の小説の書き込みは控えていただけると嬉しいです……

✧︎*。世界観⋆°。✩
これは人間界で暮らす人外達の話。
何故か人間界に放り出されてしまった人外達が集まるアパート、『紫紅(しぐれ)荘』
ごく普通の場所にあり、ごく普通の生活をしている……という、そんな人外達の平�}で少し奇妙な日常の話。


>>2に軽いキャラ紹介でも載せますね

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